15日月曜日のことでした。。4日ほどご無沙汰していた、
いつもの山散歩へわたしと晴とふたりで出かけました。
昼12時前だったかな。
ご無沙汰していたのでたっぷり遊ばせてやろうと思っていました。
でも1時間過ぎればリードを付けようと思っていました。
でもこの日は、ちっとも傍に来ない。いつも呼び戻し出来るのに。

※このように呼べば傍につく(17日午後の写真)、裏道では完璧。
この日はどうしてもずっとはしゃいでしまい、触れる距離に入ってくれなくなりました。
初めて山の中でハーネスが外れた時みたいに一定の距離を保って。
※そういう事が過去あった。それで特訓して呼び戻し出来るようにしていた。
でも晴は逃げたいわけじゃなく、姿は消さないんです。
わたしと遊びたいけど、近寄ると捕まって家帰っちゃうから近づかない。
そんな感じです。それがずーーーっと続きました。
まぁしばらくしたらいつも通り捕まえれるかな?と思っていたら、
その状態で2時間過ぎてしまい、えらいこっちゃと思いました。
ずっとキュンクンだの言いながらわたしの周りにいるのだけど。
「ハル!」と呼ぶと答えるように「くんくん!」とね(汗)
あと、鈴を付けているのでそれでも傍にいるのが分かりました。

そうやって傍にはいてくれるけど・・・遠いと20mは離れていました。
それから山は今、雪がよく積もっていて木々も見通しがいいので
どこにいても晴はよく見えました。それもちょっと安心材料でしたが…
そんなこんなしているうちに、午後3時に惨事が起きてしまいました。
うちは、追い(遊び相手?)疲れて、倒木に座って休んでいた時です。
遠くに見える晴が、何か、ポンポンと…
楽しそうに空中に投げて遊んでいる。
な・なんだ?!首を上下にグラインドさせている晴、
そして、お手玉のように宙を舞う何か…(((゚ ゚;)))あわわわ

※絵にすると、こんな感じ…
わたし、
「こっこらあ〜〜〜!!!!」と叫んで傍に行くと、晴はハッとして
「渡さないよ?」って咥えたまま、逃げた…。
また大声で
「こら!」と言うとようやく落としました。
そしてまたキャッ♪キャッ♪とはしゃいで遠のく晴…。
わたし、晴が落としたものを、おそるおそる見に行きましたよ・・・それは、
野ねずみでしたよ…。ねずみは、血だらけで、頭はつぶれてぐちゃぐちゃだった。
でも体はあったからねずみと分かった…。
モグラみたいな色でフワフワした毛で、尻尾は細く、
サイズはハムスターくらいでした。
手袋に雪をいっぱい持って、雪ごと掴んで、
その場に埋めて合掌して、弔いました。
素手では触りませんでした。
北海道のねずみは、キツネと一緒でエキノコックスを持っているのだ。
晴…感染したかもしれないです…。
でもそれは今の時代、駆虫薬飲ませればいいし、
丸呑みしてないから感染してないかもしれない。
しかし晴がネズミを捕まえたことがショックでした。。
犬用おもちゃでひとつも遊ばない晴が、
生き物を殺し、楽しそうに空中に投げて弄ぶとは…(ノДT)
まぁよくある話と言えば、そうなんですが…。
目の当たりにするとやっぱりすごくショックでした…(汗)
それでもっと興奮しただろう晴はさらに捕まりにくくなりました。
相方とも電話でやり取りしつつ、
(相方仕事中。ほんとは私も仕事手伝いあるから早く帰らないといけなかった)
いろんな作戦を練って、捕まえる方法を考えました。
おやつで呼ぶ…小さくちぎったものを巻いて傍に来るの待つ…
優しく呼ぶ

…強く呼んでみる

…怒って呼んでみる

…
背中向けて近づく…四つんばいで近づく…死んだふりしてみる(←笑)…
雑木林に追い込んで行き止まりに引っ掛けてみよう…
自分がひっかかり晴はすり抜ける…(ノДT)
でもうちが晴を置いて歩いていくとついて来る…。
離れないのは嬉しいんだけど、近づかせないのはなんなんじゃ…と、
そんなイタチごっこがずっと続きました…。
いつも通り作戦から普段と違う作戦までなんでもしたけれど、
4時になってしまいました。真っ暗で夜景が綺麗にみえました(ノДT)
そこへまた運悪く、大型犬がバウバウ吠えながら
やってきて、人間のうちもビビル程大きな黒い洋犬が。
いつもは出会わないというのに

それはなんとか回避したけれど、
うちに付きまとうノーリードの大型犬を見てしまった晴は、
また余計に山頂へ引っ込んでしまいました…。
見失ってはいけないと後を追い…
山頂でまた夜景がやけに綺麗でした…。
※撮る余裕はありませんでした。
北国の午後4時って真っ暗です。で、山は外灯ないけど、
今は雪明りといって、雪が積もっていると星や町明かりを反射して、
真っ暗闇にならないのです。それでイタチごっこは夜も続けれました。
5時頃相方と合流。これで少し勇気づけられました。
他人を呼んでも晴は余計に逃げるだけなので身内でしか
捜索出来ません…。それに姿を隠すわけではないので…。
ずっと傍には(見える範囲には)いてくれるので。
でもふたりでも捕まえられる気配がなかなかなかったです。
晴、めちゃくちゃ元気で、
7時間経っても、往復横飛びダンスしたり、
うちの横を優雅に走り抜けたりはしゃいどりました…。
もう泣けてきて、「晴、うちに帰りたないのん?」
「山に住みたいの?」「家嫌いなの?」だんだん質問系で呼び出すうち。
皮肉にその都度、「きゅーん」と相槌を打つ晴…(マジ)。
で、こんな状態でも律儀に道を歩いてた晴がついに
雑木林に入っていってしまいました。
昼にうちが追い込み作戦して入ったところの近くです。
道を外れてはいけないというのもこの1年教え込みましたが…無念。。
その時相方もうちも
「これで晴とお別れかな…」って、
声に出さずに同時に思いました。(あとで確認。)
でもまだ見送るわけにはいかないでしょう。

相方は山道に待機して、うちだけ後を追いました。
雑木林の足元は熊笹といって低い笹の木が生い茂っている所に、
雪が膝くらい積もっていて、押し倒されて踏みやすくはなっています。
けど倒木もトゲトゲの木も多くて足をひっかけたり穴があったり、
入ってはいけないです。危ないです。
スキーウェアに長靴と手袋していたので、なんとかずぼずぼ歩けましたが。
晴はどこかに隠れてしまったみたいで、姿は見えなかったです。
でも呼ぶと返事をしてくれるので(これまた相方の声では返事しない;)、
それを頼りに追っかけました。泣きながら。
それでも見つけれなくて、もう深追いしても、ダメだ…と思い、
「山犬になりたいんやな…さよなら、晴…。」って何度も引き返そうとしたんだけど、
そうするとまた「キューン」って呼ばれるんですよ…。
逃げるくせにもなんなんやもうっっ

てまた這いつくばるように追いかけて…。
7時間、山ん中雪ん中歩いてて、長靴とあったか靴下でも、
足がかじかんでいて、心身とも疲労感もすごくて、倒れそうでした。
でも晴探しは相方や他人には出来なくて(もっと逃げるから)、
うちしか出来なくて、でも体力限界以上使い切ってて、
おなかも空いてるし、トイレもそういえば行ってないし、
もう自分もここで死ぬのかな?って思いました。
晴の鈴の音とクーンクーン…て鳴き声が、無音の山に響いてて、
夜の森の精霊か何かに誘われとうような気になって(大マジ)。
まぁ相方が見てたんで野垂れ死にするわけないんだけど。
でも自分から相方がいる山道が見えなくなるまで
深いところまで入った所に、やっと晴は待っていました。
寝床をみつけて。薄暗くてよくわからなかったけど、倒木が折り重なって
カマクラのような小さな屋根が出来ていて、
その中に晴は綺麗に猫のように丸く横になって、
かわいいかわいい顔して、コッチを見上げてました。
腰が砕けましたよ。7時間追っかけて、最後に
薄暗い山の中で久しぶりに近くでみた晴は、
本当に童話の世界の子みたいでした。
怒るどころか、
「ハル、かわいい〜〜!!あはは〜!!」
ってわらっちゃいました…。

絵にするとこう。
穴に隠れている晴はすっごく大人しくて、
きっと晴は、山でうちとふたりだけで住みたかったんだと思います。
前から計画してたのかもしれない。家が嫌いていうわけではないと思うけど、山に比べれば
山のほうがずっとずっと好きで、大好きなうちと、
山でずっと暮らしたいと思ったんだと思う、本当に。
晴「穴ぐら(家)もみつけたし、ココで今日は寝よう?」って、言ってた。たぶん。
相方は悲しいことにいらないんだろうねぇ…(--;)
そうしてあげたいのは山々だけどね、出来ないでしょう…。死ぬでしょ…。
ネズミ食べたくないし…。こんなとこでいっしょに寝てたら凍死するっしょ…。
すぐリードを首輪にかけましたよ。
それはすんなり嘘みたいにかけれました。
晴も7時間はさすがにおねむの時間になったんでしょうか。
けど、自分で歩いてくれました、すっごく素直に。
だから怪我で座り込んでいたわけでも、
疲れきってというわけでもやっぱりなかったようでした。
ほんとに山で住みたかったんだと思います…。けど、リード着けられると、「やっぱりダメか。」ってすぐ悟って、
うちに着いて来てくれました。そこは諦め早かったです。
けど雑木林とっても歩きにくいので抱っこしました。
そして大声で相方に「捕まえたー!」と知らせると「おー!」帰ってきて、
「道どっちー?」って叫んで「こっちー!」って教えてもらって、
無事道に戻ることが出来ました。
晴は道に戻ると、いつも通りうちと相方の後ろを、
ドラクエの3人パーティーみたいにキチンとついて歩いてくれました。
尻尾も立てて。。それはそれで嬉しそうに。。
ネズミをかみ殺してしまったので、すぐかかりつけ病院へ行きました。
7時までだけど時間は7時15分だったので、どうかと思ってたけど
空いてました。けどちょうど臨時休で留守番スタッフしかいなく、
先生は学会に8時までで不在とのことで、緊急だったので、
経緯をとりあえず伝えると、電話で後程かけなおさせますとの事になり、
ひとまず帰宅しました。そして晴は罰としてしばらく玄関に繋ぎましたよ…。
で、玄関でごはんあげました。
そしたらあんなに帰りたがらなかったくせに、
「ベッドで寝たいよー居れてよー」ってまたキューンキューン言うのです。
はーーー。。。(笑

)
で、めちゃくちゃ腹ペコのうちらは、冷蔵庫にある肉や野菜を
適当にぶち込んだ鉄板焼をしてビール飲んで一息つきました。
先生は8時にすぐ電話してきてくれて、
ネズミをかじっても丸呑みでなければ感染率は薄いかもとのこと、
でも北海道のネズミは4分の1、エキノコックス持っていること、
なので駆虫薬をしばらく飲ませたほうがいいとのこと。
野ネズミは素早くて、そう簡単に捕まらないので、
弱っていたか病気のネズミだった可能性もあるとのこと、
でもそんな急がなくても2.3日中の来院でよいとのこと。
晴は足や口の周りや口の中を洗ってあげ、
体も気になるようなら洗ってあげたほうがいいとのこと。
(関係ないし思うけど、その日の朝の夢で、動物病院で
働き始めるという夢をみて、先生がいない時に患畜さんが来て、
白いウサギを抱っこした人で、焦るという夢みてたけど
ちょっとした、正夢…??)
そんな電話で。安心しました。先生いつもありがとー。。
その通り晴を全身拭いて、(すでに拭いていたけど)
その日お風呂入れる元気なかったので、
ベッドは禁止☆!と言いつけ、家の中に入れ、
(家の中いれちゃうとこが甘い?)早々夫婦は床につきました。
晴は何度もベッドの部屋へ入ろうとしてました(汗)
ドア閉めきって入れなかったんだけど。
次の日の早朝、晴洗いました。
で、本日17日の午後、診察に行き、駆虫薬等もらってきました。
…と、そんな大変なことが起きていたのでしたよ…。
他にも忙しくて、なかなか更新できなかったので、
下書き保存繰り返してこの日記書きました。
7時間も振り回されてしまって大変ショックでした。
ずっと呼び戻し出来ていたのに、
突然出来なくなって本当にショックです。
その日、床についても涙が出ました。
もう山で放して遊ばせてあげれなくなりました。きっと明日はまた呼び戻しが出来るようになっているかもだけど、
いつまた、突然言うこと聞かなくなるのか分からないから。。
そんな曖昧なことでは、もう山で放せません。。。
山で駆けずり回る晴をみるのがすごく楽しかったし、
晴も本当に幸せそうな顔していて、嬉しかった。
公園や都会ではノーリードはダメだけど、
せっかく人の来ない山の傍に住んでいるんだから、
ここでしか出来ない特別な遊びを、ずっとさせてあげたかった…。
けど
7時間も…振り回されては…もう出来なくなりました…。

14日までの晴はこんな風に走って、遊んだ後、
帰り道は繋がなくてもうちの傍ついてきてくれてました…。

これもまた数日前の山での写真…
戻り道、うちの手前横について楽しそうに歩いていました…。
明日もきっとまた出来ているかもしれないけど、もう無理です。。
これからは山へはまだ行きますが、リードをつけて行きます。
どんなに放してほしそうでもやめます

なので、ずっと日記でも紹介していた
自由な山遊びの晴ちゃんの模様は、しばらく封印とすることにします…。
今まだ晴との付き合いの日も浅く、
保護される前は、どんなすさんだ生活だったのか分からない、
昔の記憶の月日の方が長い晴です。
※過去、保健所収容→愛護施設→我が家には3歳の頃、という経緯です。
そんな晴にはまだ、山で遊ばせ、野性を呼び起こさせるような行為は、
してはいけなかったことだったみたいです。
でもつい、目の前に広がる大自然に負けました。
これからはもっと人間と暮らすことの社会化、
それを引き出してあげることが、大切だと悟りました。
今年いっぱい、充分遊んだ、それだけでも良しと考えて…。
この機会がいいきっかけになったと考えます…。
リードしてたって、もちろん楽しそうに散歩出来るわけだし…。
まだ未練タラタラですが…雪のシーズンはまだこれからだし、
春がきたらまた山は…すごく綺麗になって走りやすいのに…

でも、だめだだめだ。。だめですね。。
ドッグラン、とか…。威嚇するし、ランでは、はしゃげないけど…。
でも、はしゃげるようになるまで待ってみるとか…。
そんな特訓したら、しばらくまたストレスで下痢起こすかな…。
いや、そんな心配よそに、すぐ慣れるかもしれないしな…(^^)
でも山で遊ばせるのが出来なくなるのほんとかわいそうだな…。
20mのロングリードを買ってみる!とか。もつれるかな?
なんて、封印といっても、いろいろ考えてます…。けど一応封印…。
けれども…穴ぐらに隠れていた時の晴はほんとうにかわいかった。
最後の山遊びの最高の思い出になりました…(^^)

今になれば写真に撮っておけばよかったと思うかわいさでしたが、
そんな余裕全然なくて、逃走してから1枚も撮ってなくて、
今日の記事で使った写真も全部別の日に撮ったものです。
またまたこれは関係ないかもだけど…当日の朝、
アニマルプラネットのキタキツネ親子のドキュメンタリー番組観てて、
ネズミの取り方を母ギツネが教えているのをやっていて…
晴もみていたんだけど…まさか学習した…??関係ないか…。
なんてなんて、話がつきなくて、再編集保存しながら書いてると、
アホみたいに長々と書いてしまっています。すみませんです。
そんな今日も観てくれてありがとうです。
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